2006年11月21日

東京・神田 あんこう鍋 「いせ源」 ★グルメレポートVol.1★

東京・神田に戦災で焼け残ったエリアがあります。

そこには老舗の名店が並んでいます。

あんこう鍋で有名な「いせ源」や池波正太郎先生も愛した蕎麦屋「藪蕎麦」「まつや」、甘味処「竹むら」などが。

寒くなりだしました。

温かいお鍋とお燗した日本酒がより美味しく感じる季節がやってきました。

そこで、あんこう鍋で有名な「いせ源」さんにお邪魔してきました。

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「いせ源」さんは、十一代将軍徳川家斉が国を治めていた、天保元年(1830年)に立川源四郎が創業しました。

創業約180年。すごく長いです!

お店の趣は、存在感が非常にあり、歴史を感じさせます。

中に入ると菊正宗の本荷樽が居心地良さそうに鎮座していました。

天井を見ると菊正宗の昔の樽巻きがいっぱいに張り巡らされています。

圧巻です。

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創業当時「いせ源」さんは、どじょう料理をご提供していましたが、

大正初期に四代目があんこうを入れた鍋料理の専門店に切り替えました。

以来、六代目の現在に至るまで、味・調理法は一切変えずに昔ながらの伝統の味を守りつづけています。

「いせ源」さんは、あんこうの禁猟明けの9月よりあんこう鍋を提供し出します。

冷凍あんこうはご法度で、鮮度の良い生のあんこうだけを選別してお客様に提供しているようです。

良いあんこうが無いときは出すのをやめてしまうときもあるとか・・・。


ご主人に話しを伺うと前首相も足しげく通ったとか。


まずはあん肝の刺身。

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鮮度の良い生のあん肝の刺身は臭みは無く、濃厚でトロトロ。本当に最高です。

ちょうど良い温度の燗酒との相性が素晴らしいです。

あんこうのから揚げをちょっとつまんだ頃に鍋がいい感じに。

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上品なだしにあんこうの身と皮と肝がたっぷりと。

脇には三つ葉、椎茸、いんげん、銀杏、糸コン、葱たちがだしをたっぷりと吸い込んで。

ゼラチン質のあんこうと上品なおだしが良く合います。

燗酒がついつい進んでしまう・・・。


〆は雑炊。

仲居さんが手早く仕上げてくれます。

手出しは無用です。

絶妙な火通り加減。

はい出来上がり。

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全てを凝縮した味わい。

素晴らしく美味い。

これからの寒い夜は行列覚悟です。

情緒溢れる空間で、美味しい料理と美味しい燗酒を堪能してみてはいかがでしょうか。

とってもほっこりとします。


東京・神田 あんこう鍋 「いせ源」
http://www.isegen.com/

投稿者 wamodern.com : 18:33 | コメント (1)

コメント

むか~し、一度「いせ源」さんに行ったことがあります。
たたずまいは確かに「老舗」という感じでしたが、その歴史は知りませんでした。すごく古いお店なんですね。
今朝は冷え込みが厳しかったので、何か鍋物が食べたいなと思っています。写真の雑炊がとてもおいしそう・・・。

投稿者 のんべ~ : 2006年12月 4日 12:37

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